高次脳機能障害とは
- 北北高次脳普及支援
- 2020年4月26日
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皆さんは脳梗塞や脳出血、くも膜下出血、頭の大ケガをしたあと、この言葉を病院で聞いたことはないでしょうか。
人間の脳は様々なはたらきをもつ、精密なコンピューターのようなものですが、その一部が上に書いたような病気やケガでダメージを受けることで色々な症状が現れることがあります。
脳のはたらき(機能)には大きく分けて次の3つがあります。 1 体を動かすこと:手をあげる、立ち上がるなど 2 感じること:痛い、冷たい、尿や便が出そうなど 3 その他のたくさんのこと:考える、覚える、字を書く、やる気を出すなど 医学的な言葉でいうと、 1 体を動かすこと =運動 2 感じること =感覚 3 その他のたくさんのこと =高次脳機能 と呼ばれます。 つまり、高次脳機能とは 考えること、話すこと、覚えること、字を書くことなどの様々な「人間らしい」脳の機能のことを言います。 脳へのダメージによって、上に書いた1〜3がそれぞれできなくなる、あるいはできにくくなることを、「障害」と言います。 1 体を動かすこと ができない =運動障害 2 感じること ができない =感覚障害 3 その他のたくさんのこと(考えることや覚えることなど) ができない =高次脳機能障害 こうした障害は人により程度が様々です。 高次脳機能障害を持つ方は、一見普通に歩いて、話すこともできる人もいるので周りの人は初めて会った時には障害があることに気づきにくいものです。 その他の高次脳機能障害の特徴については、添付した画像にある、「どんな特徴があるの?」をご参照ください。 最後に、高次脳機能障害を持つ方、その周りの方に伝えたいことがあります。 ーーーーーーーーーーーー 高次脳機能障害と診断され、その症状に日々苦労されているとお察しします。 特にこの障害は周りに理解されない辛さ、この先どうなっていくのかという不安に悩んでいる方が多いです。 私たちは皆さんに、適切なリハビリを受けて、社会に役立てる人になっていただきたいと願っています。 そのお手伝いができるよう、このFacebookページで様々な情報を発信していきます。 ーーーーーーーーーーーー 最後までお読みいただきありがとうございました。


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