脳の「地図」について + 立ち上がり訓練のご紹介
- 北北高次脳普及支援
- 2020年5月5日
- 読了時間: 2分
皆さんこんばんは。連休もあと1日となりましたね。
自宅の中でうつうつと過ごしている方も多いかもしれませんが、できる範囲で少し運動をしてみると気持ちも上向くかもしれません。
https://youtu.be/VeeXmsyewhY
上記は東京病院リハビリテーション科病棟で長年行われている訓練の音源です。
バレエ曲「ボレロ」を聴きながら、8秒に1回鳴るチャイムに合わせて立ったり座ったり繰り返します。
※足腰のストレッチを行ってから行うようにして下さい。
※痛みが出る場合は中止して下さい。
※安定したいすで行って下さい。
※手すりやテーブルなどにつかまれる場所で行って下さい。
さて、今日は脳の「地図」について説明したいと思います。
脳と一口に言っても、大脳、小脳などに分かれており、場所によって役割分担があります。
また、それぞれに連絡を取り合っている部分もあります。
主な脳の場所と、その役割について説明します。
大脳
前頭葉(ぜんとうよう):言葉を話す・覚える、意思を持って行動する、手や足を動かすなど、人間の高度な活動の大半をコントロールしています。
頭頂葉(とうちょうよう):痛みや温度などの感覚や姿勢、手足の位置を認識します。
側頭葉(そくとうよう):音や言葉を認識すること、今までの出来事を記憶します。
後頭葉(こうとうよう):見たものの色・大きさ・形を認識し、物を立体的に見ます。
小脳:身体のバランスをとっています(平衡感覚 へいこうかんかく)。
脳幹:顔や目の動きをコントロールしたり、ものを飲み込む際にはたらく神経があります。呼吸など命に関わることをコントロールしている部分でもあります。
このようなそれぞれの場所にダメージを受けることで、ある特定のことが苦手になります。
次回からはその苦手なことのうち、代表的なものを取り上げて説明したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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