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「高次脳機能障がいカルタ」のご紹介

こんにちは。

今日は岩手県高次脳機能障害支援普及事業が作成された、「高次脳機能障がいカルタ」をご紹介します。


きっかけはこちらの記事を読んだことと、病棟の看護師さんがオンライン視聴していた学会で、いわてリハビリテーションセンターの方がカルタについて発表されていたことを教えてもらったことです。


いわてリハビリテーションセンターにご連絡したところ、ご好意でカルタを一部いただけることになりました。


こちらが先日到着したカルタのパッケージ。

ポップなイラストです。




絵札と読み札。「あ」から「ん」まで50枚ずつあります。

「あ」から早速おもしろいです。





他にもいくつかご紹介します。

「お」大人気ないと思うけど ほめられるとついニンマリと

 解説 できないことを注意するより、できたことをほめるよう意識してみましょう


「せ」切ないよ 悔しいよ あら又同じ話?と言われることが

 解説 何度も同じ話をしてしまう時もしっかり聞いてもらえると、話し手もすっきりします


このように、「がんばろう」「嬉しい」といったポジティブなことも、「もう嫌だ」「悲しい」といったネガティブなことも含めて、障害を持つ方のありのままの日常や感情を表現されているのが、このカルタの特徴だと感じました。

高次脳機能障害の症状は人それぞれですが、一般的にありがちなことをたくさん調べてわかりやすくまとめられています。


また、カルタの使い方もご紹介します。

・読み札を読んで絵札を探す通常のカルタ

・「あ」から50音順に並べる(ひらがなのトレーニングに)

・神経衰弱

・絵札に載っている人数を合わせる「人数集めゲーム」

などたくさんあります。

リハビリにも、遊び道具としても子どもから高齢者までいろいろな方に使えそうですね(^^)


最後に、ご提供いただきましたいわてリハビリテーションの担当者の方に感謝申し上げます。

ありがとうございます。

 
 
 

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