「障害福祉サービス等事業者向け高次脳機能障害支援マニュアル」について
- 北北高次脳普及支援
- 2020年7月14日
- 読了時間: 1分
皆様こんにちは。
今日は高次脳機能障害を持つ当事者・家族・関係者に役に立つ資料のご紹介をします。
当地域にも近い、所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターが発表している「障害福祉サービス等事業者向け高次脳機能障害支援マニュアル」についてです。
このマニュアルで特に印象に残ったのは、「コラム」のコーナーで様々な具体的な事例を紹介されていることです。
一つのエピソードをご紹介します。
カッターの刃を出しっぱなしにしている施設利用者さん(高次脳機能障害患者さん)に対して、「刃を出しっぱなしにしたらダメですよ」と注意するのではなく、担当職員に対し上司の職員が「こんなところにカッターの刃を出しっぱなしにしていたら危ないじゃないか!」と注意することで、利用者さんに「刃を出しっぱなしにしないようにしよう」と伝えることができました。
こうした成功例だけではなく、失敗例やモヤモヤとする事例なども紹介されています。
大切なことは、マニュアルに従うだけではなく、様々な問題に対して誠実に悩むことがまず第一歩だと思います。
高次脳機能障害に関わるすべての方に役立つ内容だと思います。
ぜひお読みください!(最初にURLを記載しております)
最後までお読みいただきありがとうございました。

Komentar